プロフィール・プライベート編:秘書業と育児・介護は両立できる?
こんにちは、
永田 美保子と申します。
このブログにご訪問いただきありがとうございます。
20年間以上、エグゼクティブ秘書として外資系企業等
で勤務してきました。
一口に秘書で20年といっても、秘書の枠だけに
とらわれず、会社の業務改善プロジェクトなどを
お手伝いしたり、社内のウェブサイトを構築する
など、全社をまとめるようないろいろな業務に
携わりました。
今、ご縁があってこのようなブログを作成すること
になり、その時の経験が生かせているように思います。
秘書という立場に関して言えば、プロフェッショナル
(専門職)な仕事ではないということで、特に欧米では、
単なる「セクレタリー」は地位が低いと思われて
しまっている面もあります。
エグゼクティブ・アシスタントという管理職並みの職務
になって初めて経営者の右腕と言えるような位置づけです。
私は秘書キャリアの後半は、エグゼクティブ・アシスタント
として東京オフィスを代表する立場の方の秘書をしつつ、
若手の方の秘書トレーニングなども担当していました。
業務では、来る日も、スケジュールを作っては変更し、海外出張を
組んでは変更し、レストランを予約してはキャンセルし…
とにかく変更・調整が多い仕事なのです。
立場上、社会的ポジションの高い方たちにも多数直接お目にかかる
機会を得ました。
そういった方々と接することを通して、本当に偉い人は
とても謙虚であるという真実を学ぶことが出来たのは得難い収穫でした。
他にも、仕事を通して多くのかけがえのない出会いにも恵まれて、
今こうしていることにつながってゆきます。一見遠回りのように
見えて無駄なことは一つもなかったと言えます!
ただ、いまだに、お付き合いのある現役秘書の方たちを見ていて
心に引っかかることがいくつかあります。
たとえば、
- 秘書業務はいつもオフィスにスタンバイして
いないとできないのか?
- 秘書は何をしているのか、一般の社員に理解されていないため
業務内容を誤解されている。
- 一部の社員にはお茶を入れているだけの仕事だと思われている?
などなど、理不尽な(?)事もいろいろあります。
特に私にとっては、オフィスにいないと仕事にならない、
という時間・場所の問題は切実でした。
退職したのも、もともとは家族のことがあって
オフィスに毎日決まった時間に出社することが難しくなった
からでした。
その時は、秘書業務は仕事柄、常にプライベートより
仕事を優先できる恵まれた人にしかできない、融通の利かない
仕事なのだな、と思い知りました。
現代のライフスタイルに合わせ、男女ともに、
子育て・介護などに対応して働きやすくするために
リモートワーク・在宅勤務を推奨している良い会社では
あったのですが、秘書だけは例外でした。
(この場合、仕方ありませんね)
他の会社でも、出産、育児、介護等をきっかけとした
女性の退職(復職できないケース含む)について、多く耳にします。
仕事を何らかの形で続けてゆきたい人、経験・能力のある人が
多いのに本当にもったいない。。。
なんとか、今までの働き方をうまく変えて、能力を生かし
ながら時間と場所にとらわれない形で長続きできる形にして
ゆけないだろうか。。。。
ということが、今、私が真剣に考えていることです。
このブログでは私が実際に自分で行動して知った情報を中心に
本当に役立つ情報を厳選して皆様にお伝えしてゆきます。
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