第1章 第6回:在宅秘書とクライアント(雇用主)との関係
こんにちは。
今回は、在宅秘書とクライアント(雇用主)との関係
について、企業に勤務している場合の上司ー秘書とどう違うのか
を中心にお話します。
在宅秘書でも企業の秘書でも共通事項として、「上司にあたる方」の
存在があります。
仕事をどうやって見つけるか、から始まって
日常の業務の進め方など、連絡を密に取り合い、
オーダーメイド的要素が高いのは組織と離れたところで
動くことが多い在宅秘書の方かもしれません。
それだけに時分が自分の業務マニュアルの管理者であるという
自覚を持って、クライアントである上司との信頼関係をしっかり
つくるような意識が大切かと思います。
企業の秘書の場合は労使関係は会社の人事あるいは直属の上司
が行ってくれますから、秘書としてのサポート対象の上司=クライアント
という図式には戸惑うことも。
私は最初かなり戸惑いがありました。
こんなに何でもこの方(クライアント)に一極集中で
確認することがあるのか~ と。
なにしろ、企業の秘書意識では、とにかく上司の時間を奪っては
いけない、という感覚がしみついているので、あまりこまごました
ことを聞くのは躊躇してしまいます。
したがって、業務がスタートとしてから、これも聞いておけばよかった!
と悶々とするのを防ぐために
一番最初の採用時の面接や、打ち合わせで、納得がゆくまで
とことん話し合って必要な業務委託契約書を交わしておくことをお勧め
いたします。
ランサーズ等のクラウドソーシングではすでに決まった内容に基づいて
の募集・提案なので、こまかいところはスタート時に仕事内容の
すり合わせをしっかりしておきましょう。
また、募集時に提示されている時給の幅がある場合は
よく確認しましょう。
例えば、時給1000円から1500円、と募集要項にある場合は、
時給1000円でスタートした場合に、1500円まで昇給の可能性が
どのくらいあるのか、あるとしたらどんな場合?
なども聞いておくと不必要なトラブルを避けることが
出来ます。
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